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Researches

Themes
  1. ヘルスケアシステムに関する医療・病院管理学的研究

    • 人生の最終段階におけるケアのあり方に関する研究​​​​​​​​

  2. 医学教育的研究

    • 在宅医療、在宅ケアににかかわるケア提供者に対する研修の効果に関する研究​​

  3. 医療系社会学的研究

    • ​健康と社会との構造的関係に関する研究

Grant Fundings
  1. 厚生労働科研費(地域医療基盤開発推進研究事業)「被災地の再生を考慮した在宅医療の構築に関する研究」(研究分担者:三澤仁平)

    • 期間:2012年4月-2015年3月

    • 在宅医療の阻害要因を包括的に抽出し、被災地の課題と合わせ、解決への論点整理を行い、系統的知識、実技、連携など統合的在宅医療推進のノウハウの集大成を行うことをメインテーマとしている。被災地など地域の実情に応じた的確な在宅医療供給体制の構築を検討するために、在宅医療を提供する医療資源を中心に構造-過程-結果を明らかにすることを目的としている。

  2. 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団エンドオブライフケア提供者を対象とした対人援助研修の教育効果に関する研究」(研究代表者:千葉宏毅;研究分担者:尾形倫明、桵澤邦男、三澤仁平)

    • 期間:2017年3月-現在

    • ​在宅療養者に関わるケア提供者が、既存のエンドオブライフケアの教育プログラムを受講した教育効果について評価することを主たる目的としている。またその上で、結果に基づいた汎用性、発展性のある有効な教育プログラムと運用方略について言及する。

  3. 公益財団法人 政策医療振興財団「病院勤務医を対象とした医師事務作業補助業務による労働負担軽減に関する研究」(研究代表者:桵澤邦男、研究分担者:尾形倫明、研究協力者:三澤仁平・千葉宏毅・森谷就慶ほか)

    • 期間:2017年7月-2018年3月

    • 多忙を極める病院勤務医の働き方改革ならびに負担軽減の実現に向けて、病院勤務医が医師事務作業補助者に求める補助業務の内容を属性ごとに明らかにすることを主たる目的としている。またその上で、結果に基づいた汎用性、発展性のある有効な医師事務作業補助者の教育プログラムの構築について言及する。​

  4. JSPS科研費(若手研究)「地域医療資源を考慮した終末期在宅療養の不安要因解明と療養に伴う負担額の推定」(研究代表者:尾形倫明)

    • 期間:2018年4月-2022年3月

    • 人生の最終段階を在宅で療養するために、①経済的不安の要因の解明、②負担額の許容値を貨幣で推計することを目的とする。①’東北に在住する住民に対して社会調査を行い、地域の公開データと合わせた混合効果モデルを作成することで要因を解明する。②’在宅療養で負担可能な金額を支払い意思額(WTP)を用い推計する。この成果により、東北の住民の視点に立った、地域で実現可能な在宅療養の普及啓発のあり方について検討する。

  5. JSPS科研費(若手研究)「終末期患者が抱く他者への負担感軽減に向けた援助的コミュニケーション教育の検証」(研究代表者:千葉宏毅)

    • 期間:2018年4月-2022年3月

    • ①EOLケアに関わる医療・介護専門職、②EOLケアを受ける患者、③EOLケア患者を想定した模擬患者(SP)を対象に、【StudyⅠ】質的研究による援助的コミュニケーションの構成要素と構造の明確化と、【StudyⅡ】実験的な前向き観察研究によるEOLケア研修前後のコミュニケーション変化の特定、および患者視点の評価に基づく効果推定を統合させた研究を行う。援助的で効果ある実践と教育内容の解明から本質を整理し、改善すべき課題を抽出することで、根拠に基づく援助的コミュニケーション教育の新たな手法を提示することができる。

  6. JSPS科研費(基盤研究C)「精神障害者の就労支援におけるゴールドスタンダードの確立に関する実証研究」(研究代表者:森谷就慶;研究分担者:尾形倫明、桵澤邦男ほか)

    • 期間:2018年4月-2022年3月​​​

    • 精神障害者の就労支援におけるサービスを、ストラクチャー、プロセス、アウトカムの3側面から把握し、今後の科学的かつ合理的な精神障害者の就労支援におけるサービスの標準化を検討することを目的としている。前向き介入研究により、①精神障害者の就労までの経過と、その間に提供される医療・福祉サービスの実態把握と客観的評価を行う、②就労の有・無と提供されたサービスとの統計的関連から、より合理的な就労支援プログラムの検討する、③適正かつ効率的なケアマネジメントおよびソーシャルワークを導き出し、就労支援の標準化の検討する。精神障害者の就労に必要な『適切な質と量のサービス』を明らかにし、精神障害者の就労支援の『ゴールドスタンダード』を確立することを目指す。

  7. JSPS科研費(基盤研究C)「在宅看取りに影響する同一地域病院の機能の解明:NDBレセプトと公開データ併用分析」(研究代表者:たら澤邦男;研究分担者:森谷就慶、尾形倫明、千葉宏毅、三澤仁平ほか)

    • 期間:2019年4月-2022年3月

    • 在宅と病院の死を比較検証する観点から、在宅看取りの高低に対し同一地域の病院機能が与える影響を明らかにすることを目的とする。①NDBレセプトデータを解析し、在宅看取り/病院死に影響を与える病床機能や終末期医療を症例単位から明らかにし、②レセプトと公開データを地域で連結した混合効果モデルを構築し、病院機能が在宅看取りに与える影響を地域単位から解明する。本研究の成果により、地域で実現可能な在宅看取りの普及啓発のあり方を検討する。

  8. JSPS科研費(基盤研究C)「人びとの健康志向に関わる不確実性社会の横断的・経時的影響の解明」(研究代表者:三澤仁平;研究分担者:たら澤邦男、尾形倫明、森谷就慶)

    • 期間:2019年4月-2023年3月​​​

    • 健康志向に関わる不確実性社会という社会構造の横断的・経時的影響を解明することを目的とする。まず経時的な不確実性社会指標データセットを作成する。つぎに、宮城県民対象の社会調査を実施する。申請者が2011年に実施した宮城県民社会調査データと結合し、2時点データセットを作成する。最後に、不確実性社会指標と2時点データセットを統合したデータセットを横断的・経時的に解析する。これらの達成で、人びとの健康志向を本質的に理解でき、不確実性社会の状況に応じた健康志向に向けての健康・社会政策のあり方を示すことができる。

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